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ブログ

保育の情景・・・

足の裏の記憶

2023-05-18
どろどろ、べちゃべちゃ、ぬるぬる、べとべと・・・。
足の裏から伝わるのは、大地の感触。
靴から解放されただけで、なんだかすごく気持ちいい!!
お日さまが照らしてくれているところはあったかい。
木陰はひんやり。
お水もどろんこも、子どもたちのとびっきりの仲間です。

さなぎマンション

2023-06-20
幼稚園のみかんの木で生まれたあおむしたち。
大きな水そうの中、あおむしの兄弟たちはすくすくと育ちました。
子どもたちは毎日新しい葉っぱを入れたり、フンをお掃除したり、小さな命を守り育てることに勤しみました。
ある日あおむしたちはさなぎになって、保育室にはさなぎたちのベッドがずらずらっと並んでいました。
そして・・・
ある朝のことです。
小さくじっとしていたさなぎがもぞもぞと動き始めて。
静かに、でも確かな意志を持っているかのように、さなぎの服を脱いで外の世界へと出てきます。
子どもたちは固唾をのんで見守ります。
まだ柔らかいその翅を蝶たちは時間をかけて乾かしていきます。
子どもたちとの別れを惜しみ、広い世界に飛び出していく心の準備をしているように、時間は静かに過ぎていきます。
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